大工
建築大工・造作大工・宮大工
一般住宅、特に木造住宅の新築や増改築の計画と構造施工の中核を担う。非木造の建物でも内部の木質系設備の加工・組立・取付けを行うことが多い。

日給の水準公共工事設計労務単価「大工」2026年3月
全国平均は 30,331円(前年比 +3.1%)。高いのは宮城県(34,800円)、秋田県(34,400円)、愛知県(34,000円)、岐阜県(33,800円)、三重県(33,800円)。
単価から計算した目安。上の平均年収(485.5万円)より高く出るのは、設計労務単価が公共工事の現場で実際に支払われた賃金をもとにした「1日8時間あたり」の値で、雨などで働けない日を含まないため。平均年収は公共工事以外の現場も含む全体の推計で、実際の年収は働く日数で大きく変わる。
「大工」の全国平均の推移
2021年の24,748円から2026年の30,331円へ、5年で22.6%上がった。
数値の表を見る
| 年 | 大工 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2021 | 24,748円 | — |
| 2022 | 25,156円 | 1.6% |
| 2023 | 26,657円 | 6.0% |
| 2024 | 27,721円 | 4.0% |
| 2025 | 29,019円 | 4.7% |
| 2026 | 30,331円 | 4.5% |
全国平均(加重平均)。各年3月から適用された値。出典:国土交通省 各年の報道発表「公共工事設計労務単価について」資料1。2015〜2018年は職種別の全国平均が公表資料にないため載せていない。前年比は金額から計算したもので、国交省が公表する伸び率(単純平均で算出)とは少しずれる。2020年の大工は資料に23,315円とあるが、翌年の公表伸び率(+0.7%)と合わないため載せていない。
全職種の平均は、上がり始める前の2012年度の13,072円から2026年の25,834円まで、14年連続で上がっている(推移のグラフ)。
公共工事の積算に使う単価で、法定福利費や諸経費は含まない。実際の求人の日給は会社・経験・地域で変わる。
人手不足度有効求人倍率・同じ分野の職種と比較
求職者1人に対して求人が2.4件ある状態。全職業の平均を大きく上回る。
年収の水準同じ分野の職種と比較
賃金構造基本統計調査(2025年)をもとにした推計。平均年齢50.2歳、月の労働時間174時間、時給換算2,175円。
大工になるには
- なるには
- 入職に特に学歴や資格は必要とされない。工務店への入職や親方への弟子入り、職業訓練校での訓練を経て事業所に就職する方法がある。
- 働き方
- 現場が移動することや屋外作業が多く、天候や季節の影響を受けやすい。雇用は日給月給の常用と手間請負があり、週休制を導入している場合が多い。
- 就業者数
- 297,900人
大工に関連する資格
事故のリスクこの仕事で起きやすいこと
- 屋根・足場からの墜落・転落
- 電動工具による切創
- 就業者の高齢化が進んでいる
大工についてよくある質問
- 大工の年収はどれくらい?
- 平均年収は485.5万円(平均年齢50.2歳、月174時間労働)。ハローワーク求人の月給は平均29.4万円。公共工事設計労務単価「大工」の日給は全国平均30,331円。
- 大工は人手不足?
- 有効求人倍率は2.35倍で、全職業の平均(1.18倍)の2.0倍。全職業の平均を大きく上回る。
- 未経験でも大工になれる?
- 入職前の実務経験が「特に必要ない」と答えた人は39.6%。入職に特に学歴や資格は必要とされない。
- 大工に必要な資格は?
- 関連する資格は二級建築士、木造建築士。
建設のほかの職種
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)」のデータ、国土交通省「公共工事設計労務単価」を加工して作成。2026.11.08時点。