解体工
家屋解体工・はつり工
既存の建築物や工作物を道具や機械で取り壊し、特定の建材は分別する仕事。足場を組みシートで覆い、粉塵を抑えながら解体して、コンクリートや鉄、木材などを分別し、更地にして引き渡す。

日給の水準公共工事設計労務単価「普通作業員」2026年3月
全国平均は 23,605円(前年比 +3%)。高いのは東京都(27,000円)、石川県(27,000円)、山梨県(26,900円)、神奈川県(26,800円)、静岡県(26,600円)。
単価から計算した目安。上の平均年収(414.5万円)より高く出るのは、設計労務単価が公共工事の現場で実際に支払われた賃金をもとにした「1日8時間あたり」の値で、雨などで働けない日を含まないため。平均年収は公共工事以外の現場も含む全体の推計で、実際の年収は働く日数で大きく変わる。
「普通作業員」の全国平均の推移
2019年の18,486円から2026年の23,605円へ、7年で27.7%上がった。
数値の表を見る
| 年 | 普通作業員 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2019 | 18,486円 | — |
| 2020 | 18,895円 | 2.2% |
| 2021 | 18,939円 | 0.2% |
| 2022 | 19,538円 | 3.2% |
| 2023 | 20,662円 | 5.8% |
| 2024 | 21,818円 | 5.6% |
| 2025 | 22,938円 | 5.1% |
| 2026 | 23,605円 | 2.9% |
全国平均(加重平均)。各年3月から適用された値。出典:国土交通省 各年の報道発表「公共工事設計労務単価について」資料1(2019年は資料3)。2015〜2018年は職種別の全国平均が公表資料にないため載せていない。前年比は金額から計算したもので、国交省が公表する伸び率(単純平均で算出)とは少しずれる。
全職種の平均は、上がり始める前の2012年度の13,072円から2026年の25,834円まで、14年連続で上がっている(推移のグラフ)。
公共工事の積算に使う単価で、法定福利費や諸経費は含まない。実際の求人の日給は会社・経験・地域で変わる。
人手不足度有効求人倍率・同じ分野の職種と比較
求職者1人に対して求人が5.8件ある状態。現場仕事のなかでも特に人が足りていない。
年収の水準同じ分野の職種と比較
この年収は統計の職業区分ごとの推計値で、解体工だけの値ではない。同じ区分のとび・鉄筋工・型枠大工も同じ414.5万円になる。
賃金構造基本統計調査(2025年)をもとにした推計。平均年齢41.9歳、月の労働時間166時間、時給換算1,985円。
解体工になるには
- なるには
- 特別な資格や学歴は不要だが、普通自動車免許があると望ましい。OJTで経験を積みながら関連資格を取得し、一人前になるまで3〜5年程度かかる。
- 働き方
- 全国の現場が職場となり、工事量は大都市圏に多い。勤務は午前8時頃から午後5時頃が一般的だが、夜間工事や後片付けによる残業が生じる場合もある。
- 就業者数
- 111,940人
解体工に関連する資格
事故のリスクこの仕事で起きやすいこと
- 構造物の倒壊・崩落
- 粉じん・アスベストの吸入
- 重機との接触
解体工についてよくある質問
- 解体工の年収はどれくらい?
- 平均年収は414.5万円(平均年齢41.9歳、月166時間労働)。ハローワーク求人の月給は平均29.1万円。公共工事設計労務単価「普通作業員」の日給は全国平均23,605円。年収は職業区分ごとの推計値。
- 解体工は人手不足?
- 有効求人倍率は5.78倍で、全職業の平均(1.18倍)の4.9倍。現場仕事のなかでも特に人が足りていない。
- 未経験でも解体工になれる?
- 入職前の実務経験が「特に必要ない」と答えた人は66%。特別な資格や学歴は不要だが、普通自動車免許があると望ましい。
- 解体工に必要な資格は?
- 関連する資格は解体工事施工技士、コンクリート造の工作物の解体等作業主任者、足場の組立て等作業主任者、ガス溶接技能者。
建設のほかの職種
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)」のデータ、国土交通省「公共工事設計労務単価」を加工して作成。2026.11.08時点。